謝恩会って何だろう?今までの卒業を振り返って考える。

謝恩会のご案内到着


ちらほらと謝恩会の案内の届く季節となりました。

うちにも次男の高校の卒業対策員よりご案内が到着。

長男の高校の謝恩会も欠席したので、次男も迷わず欠席で提出しました。

スッキリしつつ、もうこういうのも無くなるんだなっと思うと感慨深いです。

大学ではさすがにないだろう??いや、最近はあるのかな?ま、いかないとは思いますが。

そこで今までの卒業関連行事や、謝恩会について、その意味を考えながら振り返ってみたいと思います。

1.幼稚園時代。以外と盛り上がる!


長男、次男とも同じ私立のマンモス幼稚園でした。

入学式も卒業式も、親子揃ってドキドキ。

子供が小さいうちは、親同士のつながりも密接なので、卒業式も謝恩会もフル参加しました。

卒業式では、大感動してみんな号泣。もちろん私も。。。

そして謝恩会は都内ホテルの大会場でパーティドレス着用みたいな、ド派手なもの。

謝恩会用ドレスと卒業式用スーツ、両方買いました。

もちろん保護者の歌や踊り!の出物もあり、連日激しく練習。

決して好きではないけれど、そこまで拒絶体制でもなく、程よく楽しんだ記憶があります。

先生方とも、子供を通じて日常的に会話や接触が多いので、ご挨拶もスムーズでした。

子供が仲良くなってた家のママさんにしっかりお礼をいったり、仲良しママと違う小学校への別れを惜しんだり。

充実の謝恩会でした。ほぼ全員出席というのもすごいところ。二次会、三次会もありました。

2.小学校時代。断ることなど許されない!


長男、次男とも同じ公立小学校。

小学校になると、子供同士の交友は広がるものの、親同士の交流は若干少なくなり知らない人も多くなりました。

それでも、6年間在籍するわけですので、まぁそこそこはおつきあい。

6年生ともなると、もういっちょまえな感じの子も多いし、卒業式も厳かです。

しかしながら、謝恩会、卒業祝いの会など、親の行事が何かと増えてしまう。

普通に卒業式だけでいいのになぁ。

そう思う親御さんたちの声もチラホラ。

しかしながら、長年のPTA本部役員的なママさんの圧力が強いのも、地元公立小の特徴。

欠席、辞退など許さない!ってムードが漂い、どの行事も理由なく不参加な方は皆無。

出し物の強制参加、パーティへの参加は必須。

今思うと、この頃が一番怖い。。

幼稚園よりカジュアルですが、先生にお酌にいったり、知り合いママさんにご挨拶したり。

淡々とこなした感じです。でもすでに派閥もあったりしてややこしい話しもありました。

3.中学校時代。卒対委員経験


長男は私立の中高一貫校からの脱出受験をしたので、中学校では卒業式も謝恩会もなし。

次男は近くの公立中学校へ進学。

親同士の絡みはほとんどなく、部活の応援にいった際に挨拶する程度の関係でした。

しかしながら、PTAの役員が回ってきてしまい、卒業対策委員、通称「卒対」に決まりました!との電話が。

よくわからないまま1年間やりましたが、噂に聞いていたほど嫌なものではなく、粛々と作業をこなし、卒業式、謝恩会ともフル参戦となりました。謝恩会ではおきまりの「お祝いソング」。カジュアルとはいえ、ホテルの式場でのパーティでした。先生に挨拶、お酌。

今まで裏方をやってこなかったので、準備の大変さも痛感したのですが、それ以上に不要な作業の多さに閉口しました。

保護者や生徒のためよりも、先生や近所の有力者、いわゆる「来賓」枠の方々への気遣いが大変で、これって意味あるのかなって。

そもそも卒業するのに「対策」しなきゃいけないこと自体甚だ疑問です。

証書や、記念品、ほか祝辞をいただく数名の方の準備以外、何が必要なのかなって。

もっとルーティン化して効率よく作業しちゃえばいいのにって思いました。

親があれこれやりすぎてる感じもして、もっと生徒に任せることを増やしてもいいのにとも。

それでも卒対は、簡単にすましちゃおう!って考えの方ばっかりだったので、非常にスムーズに決まり切った作業をやりきりました。良い雰囲気の委員会で終えられました。ただ、一つ残念なのは、委員になると子供の卒業式自体をゆっくり楽しめなくなってしまうこと。なので、式とかは2年の保護者なりの担当にすればいいのになと思いました。

ちなみに、招待状や席次表の印刷などは業者へ発注しました。

謝恩会の招待状、席次表ならここ ​

役員達で買い物いったり印刷もできますが、手間暇考えるとネットで頼んじゃうのが楽です!あとくされなし。

しかも安い!

4.高校時代。関与ゼロ


長男は私立高校、次男は公立高校へ進学。

もはや入学式も卒業式も、サッパリしたもんです。

カメラやビデオ構えない人も。

そして親の出番も全くないのですが、一応出席はしてました。

役員もやる気ない人には回ってこないですし、部活もクラスも一切顔出ししなくても平気なので、遠方の学校に知り合いなどできるわけもなく、大手を振ってなんでも欠席できました。

子供も「来ないで」っていうし。

部活や授業参観など、少しだけ顔を見に行きましたが、それ以外は関与ゼロ。

長男の高校の謝恩会?みたいのは少し迷ったのですが、学校のクラス内で飲食だったし、全く知り合いもないなか出席しても仕方ないなと思い、欠席。担任や部活の先生には事前に少しご挨拶できたので、自分的には満足でしたし。

謝恩会の意味とは


卒業式の後は、親は家族でお祝いしたいし、子供は大きくなったら友達同士でお祝いしたい。

もちろん、お世話になった先生への感謝の気持ちはありますが、先生も親に話しをするの気を使うだろうし、面倒なんじゃないかなと思うことも。子供との接触も少なかったりしたら、親となんてさらに話すことないのでは?そんなことないのかな。

卒業式は儀式として有意義だと思いますが、正直謝恩会の意義はよくわかりません。

わざわざ酒席のパーティ開く必要あるのか?

って私は思っちゃいます。

有意義で感動的なものもあるとは思いますが、決して強制的にならないようにするのが大事かと思います。

感謝のカタチは自由に。

giogio

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする