岡田晴恵先生の視点

この方を初めて認識したのは、さんまのホンマでっか!?TVでした。

さんまさんが「晴恵〜」って呼んで絡むのを、ノリノリで受け答えしていたのが印象的でした。

知り合いに同姓同名の方がいるので、特に印象に残りました。

この時、すでに新型コロナウイルスの問題が取りただされていたので、感染症の権威ということでお越しになってたのでしょうけれど、現在のような緊迫した状況ではなかったと思います。

新型コロナは4月にピークを迎え、梅雨にはショボボボーンってなる、とか明るい顔で話していたのを覚えています。

さんまさんのインフルエンザにならない話とか、ワクチン話に、活発な意見が飛び交っていて、とても面白い回でした。

そんな中で、すごく印象的だったのが、武田先生が「インフルエンザの流行のがよっぽどヤバイ」とか「普通の風邪でもコロナウイルスなんだし」と熱弁をふるっていた時の、岡田先生の発言でした。

感染症の専門医

私は武田先生の考えが好きなので、確かに「風邪同様のウイルスにこんな大騒ぎして煽りすぎ」という発言に、いたく賛同。

ご自身の持つ様々な情報から、至極もっともな意見を連発して、感染症の対処に慎重な発言の岡田先生を、黙らせんばかりに語ってくれて、スッキリしてました。

そんな中で、若干劣勢気味?の岡田先生が、私煽ってます?って自虐しながら仕方なさそうに

「でもね、致死率の低い、軽い病であっても大流行してしまって、大勢の人が感染したら、その数パーセントの高齢者、自病持ちなどの弱者が亡くなるの。そういう人たちにとっては治療法がない重病。大変なことじゃない?」

ホンマでっかTV

正確には覚えてないですが、こういう意味のことをおっしゃっていました。

その時は、もっともなことを言いまくって止まらない武田先生に、タジタジで諦めた返答をしているように聞こえました。

ですが今思うと、感染症対策ってこういうことなんだなぁってしみじみ思うのです。

さすが専門家!視点が違う。

連日テレビでお忙しく、笑顔なく厳しいお顔でお話している岡田先生。感染症対策専門家としていい加減なことは絶対言えない、重い責任感を背負ってお疲れの姿に、ご自身の体調を心配したくなります。

でも見る度に、尊敬の念が湧きます。

早くまた、楽しげな顔の先生を見られますように。

早くこの騒動が収束しますように。

さんまさんとの絡み、楽しみに待っています。

2/28追記:感染研OBに関する、爆弾発言が話題ですが。「研究用データ独占のために、感染研OBが民間のPCR検査を妨害」

先生が潰されませんように・・。

giogio

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