
この時期、よく話題に上がる
小学生だけでディズニーランドに行くってどうよっ?
について、迷える親の心境を今日は語りたいと思います。
「アメリカのディズニーランド、入場年齢制限実施」。14歳未満のみの入場を禁止する、というニュースと相まって、世の親御さんたちの関心を集めてやまないこのトピックス。
うちは、男の子二人で、次男がちょうどこの春小学校を卒業しました。当然のようにTDL卒業記念旅行へ行きました。旅行といっても、TDLはうちから30分~1時間しかかからないので、旅行感はゼロ。ただ、かかる金額が大きいのでちょっとそこが特別感を感じるところ。
このあたり(東京23区東部)の子ども達はよく行きます、TDLへ。卒業前から結構いってる子います。
電車に乗るとか、街へ繰り出すってことに抵抗が少ないのです。
受験のための塾とか、10時すぎまで勉強して、通勤で混んでる電車で帰ってくる。
そんな生活をしてると、感覚が麻痺してくるんでしょうね。
私のような田舎育ちの親には想像もつかない生活スタイル。
うちは小学5年の時に、長男が友達同士でTDLデビューしました。友達15人くらいと一緒です。やはり親同士の意見は一致しないので後で色々ありましたね。当時はうちの子は携帯など持っていなかったので、不安でしたが、結局行かせました。
行きは送ってもらい、帰りは公共機関で帰宅。パレードみてからの帰宅で遅くなりヒヤヒヤして待ってました。まぁ、男のこ同士だし、同じマンションの子もいっぱいだし正直少し早いけど、こんなのもアリかな、なんて思いましたね。
そして、次男。あまり電車にも乗り慣れていないし、心配でしたが、卒業式のあと出かけました。費用1万。多すぎる!と怒り心頭でしたが、ご一緒するお母さん方が揃えておこうというのでそうしました。
そして、携帯もあるから安心だし、遅くてもパレード後に帰宅するだろう、女の子も一緒だし、そう遅くはならないだろなんて思ってたら甘かった!!
閉園までみっちりいて、おまけに携帯のバッテリー切れで連絡もままならず。
帰りの混雑と、ルート間違いなどなどで、帰宅11時半!もうワナワナ震えました。
うーん。
今回は反省することしきり。
賛成派、反対派、様々な意見があって、どっちの意見もごもっともだし、絶対的な正解なんてない、って私は思います。基本、自分の家のルールと価値観に従って対応するのみ。だから意見が割れても互の価値観を尊重しあって、うまくすり合わせができる着地点を探る。それでいいんじゃないかって思います。
ただ、自分の子が話に巻き込まれたときにイザコザやトラブルを避けたいって思いは親として当然あります。
だから、正直もしも、米国ディズニーランドの14歳未満だけでの入場禁止措置が、(今は日本では導入予定ないらしいですが)今後、日本で実施されるとすれば親としてはうれしい限りです。
もう遅い・・
自分と意見の違う家庭との対立や、子供の葛藤もなくなる。まぁ、すり合わせとは、どこか妥協していくわけですから、若干の痛みを常に伴う。長男も次男も色々ありましたからねぇ、こういう法律があったらラクだったなって。めっちゃ助かるわぁ~。親としての判断を簡単にしてもらえるの、超嬉しいです。
ただね
矛盾してるようですが、子供だからダメってのは私は好きな考えではありません。
ダメな事ってのは、年齢にかかわらずダメってよく言ってます。
自分では心底そう思ってます。
したいこととしてリストアップされてくることってのは、
その子の精神年齢において、受け入れる準備が整ってきたから欲するのでは?と思うことが多いです。友達だけで行きたいって欲するのは、そういう精神年齢に到達したのだな、って。
そしてちょっと背伸びした行為、ってのが子供にとって大事だったりすると。
なので、大人の目からみての注意点を教えてあげて、自分でよく考えて実行しなさいと、いって判断をさせることが多いです。年齢があがれば判断力も増すし、不安要素も減るでしょう。でも、年相応ってなんなんだろうって。それって逆も言えるように思いますね。年取ったら大人しくしなきゃいけないっていう類のね。
でも残念ながら、すべてが割り切れるものでもないのが痛いところ
ツッコミどころ満載ですがっ
話をTDLに戻します。
子供同士で行くTDL
良い点は
1)子供の自立を促す(決められたルールの中で自分たちで規律を考えて行動)
2)かわいい子には旅をさせよ、的な(様々な刺激、成功、失敗体験をうけて、社会を学ぶ)
3)特別な思い出になる(非日常的に盛り上がる!)
悪い点は
1)お金がかかる(今後もヅルヅルとお金のかかる遊びをしてしまいそうな不安)
2)誘拐・スリなどのトラブルの心配(犯罪に巻き込まれる危険性)
3)小学生同士で遠方へ出かけることへの心配(大人の目がないところで、長時間過ごすことへの不安)
ってとこでしょうか?
携帯の所持もそうだし、肯定的側面と否定的側面、どちらも甲乙つけがたい場合の親の対処ってほんと難しいです。こういった時、法律で制定してもらえると助かりますよね。携帯だって法律で制限してくれたらどんだけ楽だったか。
自分で、親の意見で、どちらで判断したとしても満点にはならない。
やれ無責任とか、過保護とか。
TDLの件も、うちは結局ガッツリオッケー派になりましたが、否定もありでした。
行かせなきゃ行かせないで、全然オッケーだったかなって。だから完全拒否派の方を過保護なんて微塵も思いませんね。当然その選択もアリ!
じゃー、なぜオッケー派にしたのか、その決め手は?って聞かれたら、自分の信念ですかね。
物事の是非を年齢で判断したくなかった
ただ、それだけです。
子供も大人も沢山の選択肢と矛盾を抱えて彷徨ってしまう今日この頃。
自分の信念を持ってないと、とてもやっていけないっ。
ああ、早く立派な大人になってほしい
夢の国は大きくなっても十分楽しいんだから~。
大人でも十分お値段も。。。高いままだですけどね~(^^;;
どうしても子供同士でいくなら、せめて直行便のバスで行かせたいです。
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今は安いの多いし、安全です。
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