今年も見ました、ドラマ教場。
決め台詞が待ち遠しくて、聞いた途端に喜んでしまいます。
二日間ともリアタイでみて、さらに大事なシーンは録画を見返して確認。
正直前回には全く及ばなかったけれど、相変わらずの重厚なドラマでお正月の緩みきった心と体に喝!って感じで響きました。
ただ、残念な箇所も多々あり。
では今回の教場2、いいところも悪いところも率直な感想いきますよ〜!
グロが過ぎる。ストーリーが追いづらい。
全体の印象は、重厚で良いドラマながら、どうしても気になったのが登場人物の異常過ぎる行動。
これって、警察学校がどうとかの問題じゃなく日常に潜む狂気というかそういうものなんだろうけれど、犯罪過ぎやしませんか。しかも理由が納得するほどのものでもない。
「蟻んこヘッドフォン」・・傷害罪では?
「空気ぬきエアマットへの落下」・・風間、パワハラがすぎる
「車で同級生を引く」・・殺人未遂では?
話題性とインパクトの狙いすぎで、あのドラマの内容を楽しみに見ているものとしては、過剰で不必要な演出に見えた。なんか不快感しか感じなかったです。
普通の人はそこまでやんない
ってかやったら犯罪者でしょ?
警察に捕まる案件でしょ?
としか思えないんだけど、どうなんでしょ?
前回のサンポール事件などは、事前に風間が中身をすり替えていたので、大事に至らないのはわかってスリルを感じられたが、今回はそうは思えず。
同じく前回大島優子の殺害未遂に近いのも犯罪でしかないけど、その後の丁寧な描写で許す。
今回はそれが徹底的に足りてない。
どうやって救出されたかの描写が物足りず、安心感を得られなかったのがモヤモヤ。最悪の大事に至らずに済んだのは、一体どういう風間の活躍の賜物なのか、詳しく見せて欲しかったです。
そしてストーリーの謎の多さ。どこかでこの伏線は回収されるはずと信じて一生懸命視聴し続けたにも関わらず、最後まで意味不明なままでお預け。
- 女の子どうしのイザコザ、結局なに?同性愛?
- 杣と伊佐木の妊娠って急な展開、いつの間に?
- 出馬と浦美、優等生で仲良しの二人、車で轢き殺そうとするほどの軋轢か?
- 鳥羽のことを知っていた風間。なぜ最後の最後まで黙っていた?
- 宮坂の死と遅刻魔の相関性。必須か?漆原のせいとは言えないのでは?
- 北村匠海と共に捜査に乗り出した当初の目的はなに?最初にやばいやつが見えているのに、落ち着いていたのはなぜ?
一つ二つなら、次回のお楽しみにもなるだろうけれど、あれもこれも多過ぎて、もはや全てぼやけてしまうように感じました。
あれこれネットの考察を探してしまいました。
今回良かったところと印象に残ったシーン
逆に今回良かったと思えたところ。印象に残ったシーンは以下の通り。
・風間教官の人間味が漏れるシーン。個人的に「人の心が手にとるようにわかってしまう。目のせいか」とぼやくところ。なんかグッときました。
・漆原の成長。こんな挙動不審な社会不適合者がなぜ警察学校?と思いましたが、色々乗り越えて立派な人間として生まれ変わった姿に一服の清涼剤的な味わいを覚えました。
・杣と伊佐木がなんだかんだで幸せそうで嬉しい。ドヨーンとした暗いドラマの中で、やはり若い二人と新しい命の躍動が救いになった。
そして最も印象に残ったシーンは断然ラスト。
危うくそのまま見ずにお風呂に入ってしまうところだった!危ないっ!!北村匠海のビッグネームもあるけれど、展開がスムーズで引き込まれた。映像的にも傘に鮮血のシーンは圧巻。グロいけど許す。油断させといてズルい!鳥羽の絡みをもう少し念入りに映像化してくれるともっと良かった。彼はただの配達屋という認識であってる??偶然居合わせただけの人?
あれこれ気になる。もう次作への布石でしかありえない。
教場3を激しく期待
まだまだスッキリしないストーリー。これは責任を持って教場3で解決して欲しいです。
もうお正月の定番ドラマにして欲しいです。
だらけたお正月気分を吹き飛ばして、きちんとしよう、ちゃんと生きなければって背筋がシャキッと伸びる。
木村拓哉のドラマの最骨頂にして欲しいです。
あのスタイルなら60くらいまでイケるはず!?
次回はもっとストーリーを丁寧に描写して、グロシーンを減らして心理的描写で楽しませてください。
期待してます!
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