負けたら、即引退。
この設定が、見る側にも、戦う側にも、普段と違う緊張感と興奮を呼び起こす。
それが、高3のインターハイ予選。
独特の雰囲気が漂う、特別な試合なのです。
今日、青空の下、我が子も燃え尽きました。
敗退したので、これでうちの子の高校の部活は終了。


お疲れ様。
よくがんばったね。
この季節、様々な競技でのインターハイ予選が続々と行われています。
野球はまだですが、他のスポーツは次々と開催されて、勝ち上がるチームと敗退するチーム、入り乱れて
それはそれは盛り上がってます。普段の試合とは比較にならない。
強豪校も、弱小校も、それなりにがんばってきた子たちは、先輩や仲間、先生、保護者など、
普段より多くの熱狂するギャラリーの前で、必死で最後の輝きを放ち、周囲に熱狂の渦を広げます。


ほんとうにキラキラ。


キラッキラなんです
画像にすると、こんなんでしょうか。


それはそれは美しくて、ここの世界だけがこんなに輝いていていいんだろうかって思います。
3年間、いろんなことを乗り越えてよくがんばった。
スポーツでなくても、途中で道を変えても。同じことは言えるけど、
なんか、スポーツとか、なにか勝敗があるものって解りやすい気がするのです。
目標に向かって、走ったことのある人、がんばった人にしか味わえないなんとも言えない気持ち。
とにかく、若さで輝く高校生たちのきらめきの前に、大人は圧倒されます。
力強く弾けて、きらめく。


ほんと、親にはご褒美です。
普段熱心に応援観戦してるわけではないのに、
こんな美しいものを見せてもらえて、一喜一憂して、感動しまくりで。
できるなら、全試合みたいし、我が子が関係しないほかのスポーツ、大会も応援したいです。
正直行く前は面倒だけど、行ったあとは毎度感動しちゃいますね。
勝っても負けても、ほんとうに素晴らしい清々しさと煌めきを放つ若いオーラ。
色々、スポーツについての醜聞がありますが、勝ち負けだけが全てではないのが、本来のスポーツの醍醐味。
学生の部活としての、あるべき姿ではないかと思います。
綺麗な思い出ばかりではないけど、噛みしめるほど味が出る最高の経験。
途中でビデオ撮影をやめて、応援というか、お祈りに専念してました。
手を合わせて声にならない声をあげ続けまくり💦
最後のシュート、一点差まで迫って、ばしっと決まったのに時間切れでノーゴール。
劇的幕切れ。
終わったあと、がっくりと膝を落として、挨拶時には目を真っ赤にしてた。
あんな顔、初めて見た。
夢中で心のシャッターを切って、私の記憶に焼きつけた。