子供のゲーム中毒対策に効いた、3つの対策
ゲームにハマった子の扱いが難しすぎる
以前いただいたコメントに触発されて、記事にしました。
悩んでいた昔の自分の姿と重なって、なんか色々書いときたくて。
小学校高学年から、中学生の男の扱いはとてもややこしいことが多いですよね。
特に、ゲームにはまりだした子のパターンが大変。。ハマらない子もいるんですがねぇ。男は多いんですよね、ハマる子。
ただでさえ、反抗的になっていく思春期に加えて、大人でもやっかいなゲーム中毒。特にネトゲ、オンラインゲームの類。
ワンコインで終わりが来るゲームと違って、エンドレス。しかもやればやるほどコミュニティとか横のつながりもできてしまって抜けにくい。キレやすくてなって、別人のように変わる子供にオロオロせずにいられません。
時間制限、使用上の注意、なんて意味ないです。最初守ってても、すぐ破るようになる。罰則をきつくしてもへこたれない。友達に借りる、安く譲ってもらう、様々な手を駆使して何が何でもやろうとしてきます。
悩む親御さんも多いはず。私もその一人でした。
特効はない。でもNG薬あり。
すいません、いきなり絶望的なフレーズで。
ただし、NG薬はありますので、猛注意!!
それは、ゲームを取り上げたり、環境を急に切断してしまうこと。
親も怒りにまかせてやりがちなんですけど、無意味どころか逆効果。危ない暴走を招きます。
私もやっちゃいましたけどね。ほんとに大失敗でした。迂闊に記事にできないような出来事を引き起こしました。
後になって、いろんな本や情報に触れて、一番やっちゃいけないことだったんだって知って愕然としました。
なので、これだけは気をつけてくださいませ。
それとネットの検索内容にはくれぐれも注意を!
小学生、中学生は免疫力低く色んな情報を鵜呑みにしがち。ネットの検索結果を念入りに消してたりしたら要注意です。エロ画像なんかはほぼ無害レベル?!だけど、もっと危ういのに洗脳されている可能性もあるので。
改善した実績がある3つの対策はこれ!
さてさて、特効薬、万能薬はないですが、症状を和らげて、自然回復を待てるようにするための処方箋的なことで、うちでやって実際効果があったことをご紹介します。
1)ネット環境の接続を不安定にする
必死で調べて見つけたどっかの情報の受け売りなんですが、実際やってみたら効果絶大。結構イケましたよ、これ!
オンラインゲームや、ネットで遊ぶのに、通信環境はとても大事。サクサク接続できる早くて安定した通信環境があると、非常に楽しめますよね。逆に不安定な接続で急に接続が切れたり、通信速度が遅かったりしてゲームを楽しめないようにすると、自然とやる気が失せるようです。
もちろんイライラはしてますが、確実に頻度が減っていきます。ゲーム途中で接続が切れて、今までのデータが消えたり、仲間とはぐれたりしたら、当然次やる気がでませんよね。また異様に遅い通信になっちゃったりしても、オンラインゲームは楽しめないと思います。
急に接続を断つと逆上して親に対して怒りをぶつけてきますが、
「なぜか不安定になった回線」
ってのは原因不明のため怒りの矛先をどこにも向けられないのです!ありがたや。
実際ネットの不安定なのはよくあることだし。うちはこれを実践するために、私、すごい色々勉強しました💦今となっては子供の方が格段上なので、太刀打ちできませんが、当時はまだ「なんで繋がんないんだろう?お母さん調べてみるね」ってやれました。
2)ハードゲーマーの末路に関する本を読ませる
その手の筋で有名な本ですが、うちは「ネトゲ廃人」って本を読ませてみました。
最初からゲーマーを否定する感じではないので、とっかかりやすかったみたいです。これ、面白いよーって勧めてみました。小学生だとどうだろう??ちょっと厳しいかな?でも、ネトゲ屋さんたちのリアルな日常が描かれてて、あー、あるあるってな感じで引き込まれていくようでした。
お子さんだけでなく、親御さんが読んでも有益な本だと思います。この本をゲーム中毒さんが読むとどうしていいかというと、ゲーマーを客観的にみれるというところだと思います。自分でやってると分かりにくいけど、客観的に文章でその様子をみると、違う視点が得やすいのでは、と思います。もし、本を読んでくれる子なら試す価値あり!
未だにゲームはやってますし、これからもやるんでしょうけど、もう心配することも制御することもありません。恐らくバカみたいな課金もしないと思います。自分で気づいたから、自分で客観視できたからもう大丈夫かなって。
彼は受験後の入学祝いのほとんどを課金したことを今も悔やんでます( ; ; )
携帯からの課金もして、親がしらないうちに何万か使い込みました。ほんと色々やらかしましたね。授業料高すぎ~💦
ちょうど一番勉強しなきゃいけない時期だし、ただでさえ思春期の入り口で訳もなくストレスもたまる。こんなややこしいヤツらを制御なんてできっこない!!毎日口論で修羅場のような家庭にしたくない!いつもそう思ってました。そんな中でただ一つ心がけてたのが最後の処方箋。
3)なんとか心を繋いどくこと。
母親をうっとおしがるとは思うけど、一言、二言でもいいから会話ができるように保つ。
これも処方箋の一つかなぁと思います。
ちなみに。。。。
色々落ち着いたころ、どうやったらゲーム中毒から抜け出せると思う?って逆に子供に尋ねてみました。
そしたら「自ら辞めるって決意しないかぎりやめられない」って言ってました。ゲーム会社の不手際、及び仲間の詐欺によるデータ損失やポイント損失、仲間の脱退などが意欲減退に拍車をかけたそうです。自分も辞める時は、それまで遊んでた相手にアイテム等を全部無償で渡して、そのゲームから足をあらったそうです。
面倒臭いけど気の抜けない時期で、母親はほんと大変ですが、嵐が過ぎたら必ず穏やかな日が来るはず。
環境が変われば状況は変わる。
そしてこの時期環境は確実にかわっていくものです。
中学、高校と脱皮して大人になっていく我が子の姿を想像して、乗り切りましょう!