家族葬とは?実際の体験談詳細、こんな感じでした。
最近よく耳にするようになった家族葬。
コロナ禍前に、義母のお葬式をこの形式で行いました。
一体どれくらいの費用で、実際はどんな風なのか?
私の実体験を詳しくご紹介します。
1)費用&内訳
2)流れ
3)人数・範囲
4)感想
について。
※あくまでも個人的な体験の報告なので、一般的でない部分もあることをご了承の上お読みください。
では、参ります。
1)費用&内訳
一番気になるとこですよね。
うちは21万円でした。
安い方かなと思います。
ほぼ公営のお寺附属の?セット料金で行ったのでこの値段なのかと。
葬儀会社に払ったのは、17万円ほどです。
プラス、家族葬参加メンバーの食事代、僧侶・お寺へのお礼・タクシー代などの雑費が3〜4万円。で、合計は21万円ほどになりました。
お香典等いただいた方には後日、香典返しをそれぞれのタイミングでお送りしました。
その費用は入ってません。
葬儀そのものの費用内訳はこんなです。
主なものは、棺、花、霊柩車、写真代。
この写真のような感じで、両側に花と写真をさらに添えました。
お寺の中の施設だったので、ここまで簡素ではなく、もう少し荘厳で厳かな感じでした。
2)流れ
ほぼ1日葬。
初日は遺体を病院から搬送、納棺し、安置所では肉親のみがお通夜ではないですが、共に過ごしました。
翌日に葬儀、出棺、火葬、収骨を行いました。
火葬・収骨のあと初七日の法要をその日に実施。それがコースでした。
遠方だったのと、全員の予定をきっちり押さえるため、1泊2日で全て終わらせる形になりました。
忙しかったですが、必要最低限のことは全員揃って出来ました。
本音はもうちょっとゆっくりした時間も欲しかったかな。。特に収骨後の時間が慌ただしかった。
結局お骨を骨壷に収めただけで、納骨はしばらく後になりました。
3)人数・範囲
息子二人(主人と主人の兄)の家族4人ずつの計8名。
それに、最後まで付き添ってくださったヘルパーさん2名に出棺前にいらしていただきました。
なので、参加者は合計10名。
それ以上は声をかけませんでした。
後日、亡くなった旨のご挨拶状を送り、ごく親しかった方のみ、1周忌の際に会食の席にお招きしました。
4)感想
非常にシンプルでよかったと思いました。
寂しさはなかったかといえば、ないとは言い切れませんでしたが。。。
本人はどうだったかなぁって思うと、少し微妙かなぁ。。。
90手前と高齢だったため、もう先立っている友人も多く、連絡も取りづらいこともあって、家族葬にしました。
執り行う側としては、意思決定などが非常にスムーズで、当日もゆっくりと故人とのお別れをできたので良かったと思います。
周りの参列者に気を取られることなく、ゆっくりお見送り。お花を棺に収めるのも、最後の対面も。全て心置きなくたっぷり時間を使って出来ましたから。顔に触れたり、思い出の品を詰めたり、有り余るお花を綺麗に綺麗に飾りつけたり。。そして無言でじっと眺めてみたり。
家族が思い思いのスタイルで存分にお別れをしました。
人が一人亡くなるって、思うよりずっと大変なことで・・💦
亡くなる前も大変だったりしますが、亡くなった直後からめっちゃタイムリミットに迫られながらの作業が続きます。
葬儀を簡略化することに、罪悪感を感じることもあるかもしれませんが、その後も山のように作業が待っているのですから、故人と過ごす最後の時間くらい、ゆっくりしてもいいのではないかと思えます。
以上、家族葬体験談でした。