リサイクル業者からかかってくる勧誘電話。
99%出ない方がいい電話です。
あなたが得することはゼロ。
相手が得するためだけのものなんですから。
でも、わかっていてもなぜか出てしまう人多数。。。
ついさっき、身近で被害者出たので注意喚起をしたくて書きました。
相手から勝手に電話番号調べてきて、鳴らされた電話に絶対対応しちゃいけません!
知らない人を家にあげてはいけません!
ということで今日は、リサイクル業者の勧誘パターンと注意点をご紹介します。
常套手段と口説き文句はこれ
①まず最初は女性のソフトな声で勧誘してきます。
<よく引っかかるフレーズ一覧>
1)いらない靴ありませんか?
2)いらない服ありませんか?
3)いらない着物ありませんか?
4)いらないゴルフクラブありませんか?
5)いらない家具ありませんか?
6)いらない家電ありませんか?
7)いらないアクセサリーありませんか?
8)いらない本はありませんか?
②これにキラーフレーズを追加。
「今なら使えないものでもなんでも買取いたします」
「今月は強化月間なので、普段より高い価格で全て買取をお約束します」
「普段ならお断りするようなものでも、現在〇〇地区限定で全て買い取らせていただきます」
などと言ってきます。
さらに
「発展途上国に送る」
「困っている人に渡す」など、社会貢献や情に訴える手口も。
もちろんぜーんぶ嘘です。
③買取開始。欲しいのは貴金属と個人情報。
アポ取ったらいよいよ実践開始。だいたい男性がやってきます。
妙に感じが良かったりもします。
まずアポ時に言ってた「不要で邪魔な、家庭のゴミ」を褒めたり、買うふりをして、本題に入ります。こんなものでも買い取るのか、と思わせて油断させる時もあるので、注意。
センスを褒めたり、あらゆることをして気持ちを緩ませて・・・
「貴金属」の提出を促してきます!
イミテーションでいいとか、古くてもいいとか、壊れててもいいとか。。
とにかく「金」「プラチナ」などの地金類が最も欲しいのです。
ダイヤやエメラルドなどの石ではなく、地金。
狙いはこれ一択です。
そのために、「着物」や「ゴルフクラブ」「お酒」など高価なものが余っている家には沢山の貴金属が眠っている可能性があるので、狙われやすいです。
そして「靴」「服」などどこの家にも絶対あるものを名指ししてくるのは、とりあえず家に入り込むため。個人情報の取得目的のため。電話の勧誘の時点では、住所等は把握してないはずですので。氏名、住所、何を売れるかなど話さないで。
もしかしてあるかもしれない貴金属、お酒類。お金に困っているなら出してくるかもって。。
まれに、複数で訪問し、家主の隙を見て窃盗に至るケースもあるようですので、注意が必要です。
④買取時さらに奪うケース
だいたいは、価値のある貴金属を安く買い叩いて持っていかれるパターンです。
が、
まれに不用品の引き取りと称して、処分代を請求、奪っていくケースもあるようです。
「不用品でも、買取とか無料で引き取るって言ったじゃん!!」
というと
「引取り自体は無料なんですけど、車にのせる費用が・・」
「運搬費用が別途かかりまして・・」
「うちでは無料なんですが、引き渡し業者の方での費用でして・・」
とか言い出して、高額な処分費を請求されるパターンも。
物品を引き渡した後でそれを言われるため、断りにくくて払ってしまうらしいです。
一人暮らしの高齢者は特に気をつけて。
とにかく利用しないこと。
ちょっとはお金になるかなぁ?という小さな欲はもちろん、
どうせ不用品だし安くてもいいや。
どうせ捨てるのに費用かかるし、面倒だから持っていってくれるなら少しくらいいいや。
とにかく邪魔だから、処分してくれるなら誰でもいいや。
などという、面倒くさいから都合よく使おう、って気持ちは悪用されがち。
結果、思わぬ痛手を負わないように。くれぐれも関わらないように。
こちらから頼んでもいないのに、営業電話を勝手にかけてくるところから既におかしいのです。
「ちょうど都合が良かった💕」なんて思ってはいけません!
とにかく利用しないこと。
これに限ります。
リサイクル頼みたかったら、せめて自分で調べてお願いしましょう!
仮に変なとこ?でも、勧誘してくる業者よりはマシでしょうから。。。
面倒臭い、その気持ちにつけ込まれないように。